恵みの水

暦は処暑を過ぎ、暑さのピークは超えたものの、いまだに酷暑は続いている昨今です。
現在一班が山形市内の住宅地近辺で作業を行っておりますが、この現場は特に近所の住民の方々が足を停めて声掛けいただいております。

「何しているんですか?」から「井戸掘るんですか?」と惜しい声。
なんと、本日は「調査しているんですか?標準貫入試験とかやるんですか?」とボーリングを知っている方が声を掛けていただきました。
一緒に調査しませんか?とお誘いしたいところだったのですが、作業内容のタイミングが合わず、声がけできませんでしたが、興味を持っていただけるのは大変嬉しい限りです。
そんな嬉しい声がけいただいた中で、「暑いでしょ!これ飲んで!今冷蔵庫から持ってきたから、冷たいうちにどうぞ!」と

お水いただきました!
暑くて用意していた水分がすごい勢いで減っていたので、すごく嬉しかったです。
それ以上に「お仕事頑張ってください」の一言がとても元気になりました。

地質調査を目の当たりにする機会が珍しいので、よく声がけいただいてます。
私たちの仕事はより良い環境を構築するための調査が多いので、応援いただくとこが多いです。調査の目的によっては反対の方が来て文句を言う方もいますが、あくまでも私たちは調査なので、妨害はなく、なぜ反対なのか?その土地の思いを語っていく事が多いです。
私たちは地質を調査する会社ですが、その土地に住む方々の思いや、その地域の歴史・文化などを感じることができます。
意外とその情報が、順調な調査につながることがあります。
具体的に伝えられればよいのですが、複合的なところがあるので、現場でコミュニケーションが取れた時に得られるものなので、難しいですが、それが地質調査の面白さであり奥深さでもあります。

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